前回の記事では「マスターボール」が「モンスターボール」を上回るボーダーライン等の見解が出されていませんでした。
気になってしまったので、計算してみました。紹介したいと思います。
昨日も述べましたが、比較するのは
「マスターボール」と「モンスターボール」で
ピンポイントで欲しいカード1枚を持ってこれる確率です。


今日は山札の枚数を変えて考えていきます。
今回もサイドカードに埋もれていないのが前提となります。
埋もれていると仮定したい人は、埋もれている枚数を引いた確率をご覧ください。
(デッキに4枚入れて1枚埋もれていると考えるなら、3枚の確率を見てください。)
|
残り35枚 |
残り30枚 |
残り25枚 |
残り20枚 |
残り15枚 |
4枚 |
60.8% |
67.6% |
75.5% |
84.5%% |
92.3% |
3枚 |
49.4% |
55.5% |
63% |
71.8% |
80% |
2枚 |
36.4% |
41.8% |
49% |
58.9% |
73.3% |
1枚 |
20% |
23.3% |
28% |
35% |
46.7% |
マスターボールが50%を上回るのどのポイントか。3枚の場合残り34枚 確率 50.5%2枚の場合残り24枚 確率 50.7%1枚の場合残り13枚 確率 50%山札は47枚からスタートします。
残りの枚数が30枚をきった辺りが使うポイントでしょうか。
同名のポケモンカードは2~3枚を入れるのが普通でしょうから、そのへんがボーダーラインだと結論づけさせていただきます。
たねポケモンか、進化カードを山札から持ってきたい。
そんなときはどんなカードを使うでしょうか?
「パソコン通信」これは反則クラスのカードです。
カメックスメガバトルでは使用禁止でした。なので除外します。
「ポケモン交換おじさん」このカードが一番使い勝手がいいですね。
が、手札に1枚もポケモンカードが無いと使えません。
今回は1枚もない状況を想定します。
やはり
「モンスターボール」
もしくは
「マスターボール」
を使用しますよね。
普通に考えたら、「モンスターボール」は確率50%
「マスターボール」は上から7枚に1枚でも入っていればいいので、「ポケモン」を持ってこれる確率はマスターボールのほうが格段に上です。
ゲーム序盤にベンチの層を厚くしたり、進化カードを準備しておくには「マスターボール」に軍配です。
ではピンポイントに1枚だけ欲しいカードの場合はどうか。
要は
「状況一変させるために、進化カードが欲しい。」「すぐにバトル場を任せられるたねポケモンが欲しい。」といった状況です。
「リザードン」が欲しいけれど、「マスターボール」を使ったらコラッタしかいませんでした。
なんて場合は全くマスターボールは役に立ちませんね。
「モンスターボール」の場合、やっぱり持ってこれる確率は50%です。
「マスターボール」はどうか。
まず、状況として
①山札は残り40枚
②サイドカードには埋もれていないことが前提この2つがあります。
まず、
欲しいカードをデッキに4枚入れている場合持ってこれる確率は
55.5%です。
意外と低いような気がしませんか????
モンスターボールとたいして変わりません。
次に、
3枚入れている場合持ってこれる確率は
44.8%なんともう50%を下回ってしまいました。
2枚の場合はどうか32.3%1枚の場合は17.5%なんと、4枚以外はモンスターボール以下という結果になりました。
そして、たねポケモン以外で4枚入れるってあまりないケースですよね。
なので進化カードを持ってこれる確率は普通のデッキ構成なら「モンスターボール」以下です。
もちろん、山札の枚数が少なくなればなるほど、マスターボールの確率は上がります。
なので終盤ならまた違ってくるかもしれません。
結論
幅広く使えるカードは間違いなく
「マスターボール」しかし
ここぞというピンポイントで使えるのは
「モンスターボール」ただし、ターンが経過すればするほどマスターボールの性能が上がっていく。
という見解です。
序盤なら「モンスターボール」中盤以降なら「マスターボール」といった感じです!
「パソコン通信」「交換おじさん」といった強力なカードを使うことなくデッキを組みたい!!
という方は参考にしてみてください!!!!
タイトル通りです。
今日はコインがあるポケモンカードには必須の確率を考えてみたいと思います。
といっても、外部サイトの紹介になります。
さて、以前見つけたサイトです。
http://syumigame.blog88.fc2.com/blog-entry-5511.htmlここは
トレーナーカードの
「バトル場はあなだらけ」は自分にとって不利なのか、有利なのか。

ナッシーの
「たまなげMAX」でHP120のポケモンを倒すためには。

イシツブテの
「れんぞくいしなげ」で与えられるダメージの期待値とは。

などなどコイントスとダメージについて具体的に考察している動画が掲載されています。
特に「バトル場はあなだらけ」に関していいますと、確立なんて自分も相手もどっちも50%何じゃないの?
と思っていましたが、なかなか興味深い結果ですね。
このカードつながりで
昔
ナツメのユンゲラーの「ライフダウン」でHPを10にしたあと、
次のターン「バトル場はあなだらけ」で10ダメージ与えれば攻撃せずにサイドカードが引ける!!!と思ってデッキを作った時期がありました。

「ナツメのESP」を使えばコインが2回投げれる!
HPを10にできる確立は75%だ!!!!
と思っていましたが、この自己満足コンボが一度も決まったことはありませんでした・・・・
というか、HP10になった時点で逃げるか、回復するかしますよね。1ターン猶予があるわけですし。
が、一度くらい決めてみたいです(笑)

結局うらだったりして・・・・
今回はエネルギーカードを引いてくる確率について考えたいと思います。
デッキ60枚中20枚がエネルギーカードの単色デッキを作ったとします。
最初の手札7枚にエネルギーカードが入っている枚数の期待値は
2.33枚経験上妥当な数字だと思います。
以下では
①サイドカードにエネルギーカードが埋もれてしまう枚数の期待値、
②山札から引いてくるカードがエネルギーカードである確率を考えてみたいと思います。場合分けとして
最初にエネルギーカードが2枚の場合と

3枚の場合に分けて考えたいと思います。

まずサイドカードにエネルギーカードが埋もれる枚数の期待値から
2枚の場合は
2.037736枚
3枚の場合は
1.56894枚
なんと最初の手札にある枚数の差で、結構埋もれる確率が違ってくることがわかります。
エネルギーコストが多いデッキは、最初の7枚でいかにエネルギーカードを引いてくるかが大切です。
さて、次は山札から
エネルギーカードを引いてくる確率です。(計算はちょっと違います)
手札2枚の場合
サイドに2枚埋もれたとします。
16/47×100=34.0425%
手札3枚の場合は
サイドに1.6枚埋もれたと仮定して
15.4/47×100=32.7659%
ここにはあまり差がありませんね。
3回に1回はエネルギーカードを引いてくる計算です。
エネルギーカードが5枚必要なワザを使用するには、単純に1ターンに1枚ずつ引いてくるなら
15ターン必要な計算になります。
さすがにこんなに時間をかけていられないので、トレーナーカード&特殊能力の大切さがわかります。
特にマサキ&オーキド博士の重要性が顕著です。
炎デッキにおいて「エネルギー回収」はほぼ必須ですね。
今回は単色ですが、多色デッキではきっと「エネルギー転送」なくして成り立ちそうもない確率だと思います。
前回の記事とあわせて、エネルギーカードが5枚必要なワザを持つポケモンの使うのは、相当効率が悪いといえます。
それ故に、そんなデッキ勝つことができたら喜びも格別なものと言えますね。