今回はエネルギーカードを引いてくる確率について考えたいと思います。
デッキ60枚中20枚がエネルギーカードの単色デッキを作ったとします。
最初の手札7枚にエネルギーカードが入っている枚数の期待値は
2.33枚経験上妥当な数字だと思います。
以下では
①サイドカードにエネルギーカードが埋もれてしまう枚数の期待値、
②山札から引いてくるカードがエネルギーカードである確率を考えてみたいと思います。場合分けとして
最初にエネルギーカードが2枚の場合と

3枚の場合に分けて考えたいと思います。

まずサイドカードにエネルギーカードが埋もれる枚数の期待値から
2枚の場合は
2.037736枚
3枚の場合は
1.56894枚
なんと最初の手札にある枚数の差で、結構埋もれる確率が違ってくることがわかります。
エネルギーコストが多いデッキは、最初の7枚でいかにエネルギーカードを引いてくるかが大切です。
さて、次は山札から
エネルギーカードを引いてくる確率です。(計算はちょっと違います)
手札2枚の場合
サイドに2枚埋もれたとします。
16/47×100=34.0425%
手札3枚の場合は
サイドに1.6枚埋もれたと仮定して
15.4/47×100=32.7659%
ここにはあまり差がありませんね。
3回に1回はエネルギーカードを引いてくる計算です。
エネルギーカードが5枚必要なワザを使用するには、単純に1ターンに1枚ずつ引いてくるなら
15ターン必要な計算になります。
さすがにこんなに時間をかけていられないので、トレーナーカード&特殊能力の大切さがわかります。
特にマサキ&オーキド博士の重要性が顕著です。
炎デッキにおいて「エネルギー回収」はほぼ必須ですね。
今回は単色ですが、多色デッキではきっと「エネルギー転送」なくして成り立ちそうもない確率だと思います。
前回の記事とあわせて、エネルギーカードが5枚必要なワザを持つポケモンの使うのは、相当効率が悪いといえます。
それ故に、そんなデッキ勝つことができたら喜びも格別なものと言えますね。