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エネルギーカードに関する確率考察

今回はエネルギーカードを引いてくる確率について考えたいと思います。


デッキ60枚中20枚がエネルギーカードの単色デッキを作ったとします。

最初の手札7枚にエネルギーカードが入っている枚数の期待値は



2.33枚


経験上妥当な数字だと思います。

以下では
①サイドカードにエネルギーカードが埋もれてしまう枚数の期待値、

②山札から引いてくるカードがエネルギーカードである確率を考えてみたいと思います。


場合分けとして
最初にエネルギーカードが2枚の場合と
126_16_102_46-1319244217.jpg










3枚の場合に分けて考えたいと思います。
126_16_102_46-1319244239.jpg




まずサイドカードにエネルギーカードが埋もれる枚数の期待値から

2枚の場合は






2.037736枚
126_16_102_46-1319244261.jpg







3枚の場合は

1.56894枚
126_16_102_46-1319244290.jpg


なんと最初の手札にある枚数の差で、結構埋もれる確率が違ってくることがわかります。

エネルギーコストが多いデッキは、最初の7枚でいかにエネルギーカードを引いてくるかが大切です。



さて、次は山札から
エネルギーカードを引いてくる確率です。(計算はちょっと違います)

手札2枚の場合
サイドに2枚埋もれたとします。

16/47×100=34.0425%


手札3枚の場合は
サイドに1.6枚埋もれたと仮定して

15.4/47×100=32.7659%


ここにはあまり差がありませんね。

3回に1回はエネルギーカードを引いてくる計算です。


エネルギーカードが5枚必要なワザを使用するには、単純に1ターンに1枚ずつ引いてくるなら

15ターン必要な計算になります。


さすがにこんなに時間をかけていられないので、トレーナーカード&特殊能力の大切さがわかります。

特にマサキ&オーキド博士の重要性が顕著です。


炎デッキにおいて「エネルギー回収」はほぼ必須ですね。

今回は単色ですが、多色デッキではきっと「エネルギー転送」なくして成り立ちそうもない確率だと思います。


前回の記事とあわせて、エネルギーカードが5枚必要なワザを持つポケモンの使うのは、相当効率が悪いといえます。
それ故に、そんなデッキ勝つことができたら喜びも格別なものと言えますね。 このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2011/10/22 11:18 ] ポケモンカードと確率 | TB(0) | CM(0)

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